陣痛・出産の思い出~長男(第1子)~

妊娠・出産

陣痛・出産の思い出~長男(第1子)~

長男の陣痛は、予定日の3日前の金曜日に前駆陣痛から始まりました。
軽い生理痛のようなちょっとした痛みが15~30分間隔でくる。
昼夜問わず、夜寝ているときにも来る。
間隔が短くなったら、病院へ行かないといけないと思い、時間を紙に
記載して(今は、便利なアプリがあります)その時を待ちました。

待って、待って、待つこと丸二日!!
全然間隔が短くならない(T_T)
初めての陣痛でとても心配で、陣痛情報をネットサーフィンしながら
戦々恐々としている私に対して、夫は、気のせいだよとか平気で遊び
にでかける始末(-_-)

「ちょっとどうなのそれ!?」と思いながら、2日間は長いかーと
気を取り直しつつ、それでも15分間隔程度で、朝から出かけていた
夫の帰宅時間少し前に病院に電話。


「少し診察してみましょうか。リラックスすれば陣痛がすすむことが
あるので、ご飯を食べてお風呂につかってからお越しください」
といわれ、ご飯を食べて湯船にゆっくりつかることに。

お風呂に入っていた時に、それまでの軽い陣痛から痛みが強く。
夫に急いで病院に連れて行ってもらい、駐車場から歩くものの、陣痛
の波が来ている時には痛くて歩けず、休み休み病院へ。。。

診察してもらったところ、子宮口が5cm(出産時の全開は10cm)
開いているということで、12時頃にそのまま分娩台へ移動しました。

ご飯を食べて、お風呂で体を温めるのは、陣痛を促すのに大事なんだ
なと実感しました。

診察の際、子宮口が5㎝開いていた為に、12時ごろ分娩台へ搬送。
夫の立ち合い出産予定だった為、夫と共に出産の為の部屋で過ごしました。

子宮口が開いている為、分娩台から降りることができず。
陣痛の波が来るたびに、夫に背中をさすってもらったり、お尻をボールで
押してもらったりしてました。

ただ、夕方になっても中々子宮口が開かない!!
陣痛も遠のいてしまって、一度寝ることに。
夫も飽きたのか、背中をさするのもやめ、持ってきたゲームで遊びだす。
その上、汚い話ですが、トイレに行きたくなっても、分娩台から降りられ
ない為、大小両方とも看護師さんのお世話になる始末・・・。

私よりも後から来た人達が次々と出産して、産声が響く中、、、。
本当の出産は、汚いし、簡単にはいかない。。。
出産に抱いていた幻想がどんどん消えていきました。。。

とはいえ、寝て食べて体力が回復したからか、2時間程度寝たら少し陣痛が
戻ってきました。
けれど、夫はゲームをしたまま。
「俺がさすると、赤ちゃんが降りてこない」とか言い出したので、無視。
夫に頼ろうとしてはいけないと実感。

段々、陣痛が出てきたものの、助産師さんのチェックで回旋異常が発覚!!
(回旋異常:出産の際には、赤ちゃんが少しずつ回転しながら産道を降り
 てきます。この回転角度がずれると、母親の骨盤内で頭が正しい位置に
 収まらない為、陣痛が長引いたり、分娩が止まることがある。)

陣痛でお腹が痛い中、30分~1時間間隔で左腹を下にしたり、四つん這いに
なったり、助産師さんの指示の元様々なポーズを維持することに。
お腹が痛い(下痢で出したいのを我慢している感じ)中、ポーズを維持する
のは辛い!!
その上、お腹の赤ちゃんが苦しむからと、いきまない(力を入れない)よう
にしないといけないので、冷や汗がどっと出ながらも、ひたすら耐えて、
耐えて、耐えまくる!!

それでも、赤ちゃんが降りてこないので、少し休憩で自分の好きな姿勢に!!
自分の好きな姿勢になったところ、赤ちゃんが正しい位置に戻り、降りて
来ました。

ひたすら耐えて、耐えて、耐え抜いた後の出産は、朝の5時。
2,664gの長男と対面することができました(^^)

分娩時間は17時間。出血量は660ml。頭囲は32.5cm。
回旋異常の原因としてあげられる、赤ちゃんの巨大児や奇形。
母親の子宮筋腫、前置胎盤、骨盤内腫瘍など、どれも当てはまらないので、
なぜ回旋異常が起きたかは不明。

癖がついたのか、下の子達でも回旋異常が起きてます。

自分が出産するまでは、順調に生まれるのが普通だと思っていたのですが、
自分が出産して、周りの子や、親などの話を聞いていくと、緊急帝王切開
など、順調に産まれないケースも多いのだなと気づきました。
きっと、普通にスムーズにいく出産が奇跡なんだなと思います。
時間はたくさんかかったし、途中赤ちゃんも苦しんだりしましたが、産まれ
ただけで、大成功でした。

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